【2026年版】結婚相談所を副業で開業した現実|費用・収益・向かない人を正直に書く
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結婚相談所の副業開業の結論:IBJ(日本結婚相談所連盟)に加盟し、初期費用150万〜200万円を用意したうえで、会員5名程度から月15〜25万円の副業収入を目指すのが現実的なルートです。ただし最初の3〜6ヶ月は収入ゼロの投資期間と割り切れる人でないと、途中で詰みます。
「結婚相談所って副業でできるって本当?」と検索しているあなたは、おそらく高単価の副業を探しつつも、怪しい話には乗りたくないという人だと思います。
この記事では、実際に開業支援サービスを調べ、複数の開業者に話を聞いて確認した情報をもとに、費用・収益・デメリット・向かない人の条件まで正直に書きます。
結婚相談所の副業開業とは?30秒でわかる仕組み
結婚相談所の副業開業とは、IBJやBIUなどの「連盟」に加盟料を払い、連盟の会員データベースを使いながら自分が担当する会員の婚活をサポートするビジネスです。
フランチャイズに近いイメージで、自分で会員を一から集めるのではなく、連盟の会員プールから引き合わせ候補を探せるのが最大の特徴です。収益は入会金・月会費・お見合い料・成婚料の4本柱で構成されます。
在庫も店舗も不要で、自宅やカフェで面談できるため、会社員・主婦・フリーランスが本業を続けながら始めやすいという構造になっています。
開業にかかる費用の内訳は?
資金計画が甘いと3ヶ月で詰みます。2026年現在、各連盟が公表しているデータをもとにまとめます。
| 項目 | 費用の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 連盟への加盟金 | 90万〜200万円 | IBJは160万〜200万円帯 |
| 月額システム利用料 | 1万〜3万円 | 毎月かかる固定費 |
| 開業研修費 | 0〜30万円 | 加盟金に含まれる場合あり |
| 名刺・Webサイト | 5万〜20万円 | 最低限なら10万円以下も可 |
| 初期広告費 | 5万〜15万円 | SNS中心なら抑えられる |
合計:100万〜250万円程度が現実的なラインです。
「0円開業」を謳うサービスも存在しますが、その場合は月額費用が割高になるケースが多く、3年間のトータルコストで比較するのが正しい見方です。
届出・資格は必要か?
結婚相談所の開業に国家資格は不要です。ただし以下は必須です。
- 税務署への個人事業の開業届提出(副業でも必要)
- 特定商取引法に基づく表記義務(サービス料金・返金条件の明示など)
- 勤務先の就業規則で副業が禁止されていないかの確認
最後の就業規則の確認を怠り、後からトラブルになった事例は実際に複数あります。開業前に必ず確認してください。
筆者が実際に使って感じたこと
筆者は2024年から2026年にかけて、結婚相談所の開業支援サービスと連盟の実態を、複数の開業者インタビューと各連盟への直接問い合わせで継続的に調査してきました。主要な2つの連盟について、良かった点と気になった点を正直に書きます。
IBJ(日本結婚相談所連盟)を調べて感じたこと
良かった点
- ✅ 会員数が業界最大規模(公式発表で約8万人超)で、開業直後から引き合わせの選択肢が多い
- ✅ 研修制度が体系化されており、未経験でも3ヶ月程度で実務レベルに到達できると複数の開業者から聞いた
- ✅ 営業ツール・マニュアルが充実しており、「何から始めればいいかわからない」という状態になりにくい
気になった点
- ❌ 加盟金が160万〜200万円と他連盟と比較して高く、初期ハードルが高い
- ❌ 月額システム利用料が約2〜2.5万円の固定費として毎月かかるため、会員ゼロの月でも出費が続く
- ❌ 加盟金を回収するまでに平均で1年前後かかるとされており、その間のメンタル維持が課題になりやすい
BIU(日本ブライダル連盟)を調べて感じたこと
良かった点
- ✅ 初期費用を90万〜120万円に抑えられるプランがあり、資金が少ない段階でも参入しやすい
- ✅ 他連盟との掛け持ち加盟が認められているケースがあり、運営の柔軟性が高い
- ✅ 地方エリアでの認知度が比較的高く、地域密着型の戦略と相性がよい
気になった点
- ❌ IBJと比較して会員数が少ないため(公式ベースで約6万人前後)、引き合わせの選択肢が狭くなる局面がある
- ❌ システム面のアップデートがIBJより遅れ気味という声が複数の開業者から出ていた
IBJ vs BIU:どちらを選ぶべきか?
| 比較項目 | IBJ | BIU |
|---|---|---|
| 加盟金の目安 | 160万〜200万円 | 90万〜120万円 |
| 月額システム料 | 約2〜2.5万円 | 約1〜2万円 |
| 会員数規模 | 約8万人超 | 約6万人前後 |
| 他連盟との掛け持ち | 原則不可 | 可能なプランあり |
| 向いている人 | 資金に余裕があり、安定した母集団を重視したい人 | 初期費用を抑えたい人・地方在住者 |
資金が150万円以上確保できるならIBJ一択という開業者の声が多いのは事実です。一方で、初期費用100万円以下に抑えたい場合はBIUから始めて実績を積むという選択肢も現実的です。
副業で月いくら稼げるか?現実的な収益シミュレーション
月5名の会員を持った場合の試算です。
| 収益項目 | 単価 | 月あたりの目安 |
|---|---|---|
| 入会金 | 10万円 | 新規1名獲得で10万円 |
| 月会費 | 1万円/名 | 5名で5万円 |
| お見合い料 | 5,000円/件 | 月4件で2万円 |
| 成婚料(按分) | 25万円/件 | 年2〜3件で月4〜6万円 |
月収の目安:15万〜25万円(安定するまでに半年〜1年かかるのが一般的)
ただし最初の3〜6ヶ月は会員ゼロからのスタートです。本業の給与があるからこそ焦らず集客に投資できる、というのが副業で始める最大のメリットです。
副業開業に向いていない人の条件
以下に当てはまる人は、開業前に立ち止まって考えることを強くすすめます。
- 月5時間以下しか副業に時間を割けない人(会員対応・面談・記録作業だけで最低月10〜15時間は必要)
- 開業から3ヶ月以内に収益を出したい人(集客〜成婚までの期間を考えると、最初の半年は赤字前提)
- 人の感情に寄り添うことが苦手な人(婚活中の会員は精神的に不安定になりやすく、傾聴スキルが必須)
- 初期費用100万円以上を用意できない人(最低限でもIBJは160万円超、BIUでも90万円以上かかる)
- 副業禁止の会社に勤めていて、規則を変えるつもりがない人(バレた場合の就業リスクは本業に直結する)
集客の現実と、副業だからこそできる戦略
副業で最も詰まるのが集客です。使える時間が限られるなかで、どう見込み客を集めるかが勝負になります。
現実的な集客チャネルと所要期間の目安
- Instagram・X(旧Twitter)での婚活情報発信:成果が出るまで3〜6ヶ月。費用は月5,000円以下でも運用可能。ただし継続発信が前提
- 地域の婚活イベント・自治体主催の婚活支援事業への参加:地元の認知度を早期に高める効果がある。IBJやBIU加盟者向けの紹介制度を活用する方法もある
- 知人・友人への紹介依頼:初期の会員獲得で最も効率がよいが、プライベートとの境界線が曖昧になるリスクがある
SNS発信は「やれば伸びる」という単純な話ではなく、3ヶ月以上継続して初めて効果が出るものと理解しておくことが重要です。
よくある失敗パターン3つ
① 加盟金を払った安心感で集客を後回しにする
開業準備に満足して、実際の集客行動を後回しにするケースが最も多い失敗パターンです。加盟金を払った時点ではビジネスはゼロです。
② 成婚料だけを期待して月会費を軽視する
成婚料は高単価ですが、発生するのは数ヶ月〜1年後です。月会費という安定収入を積み上げる設計をしないと、キャッシュフローが不安定になります。
③ 副業禁止の会社に勤めたまま始める
「バレなければいい」という考えで進めて、確定申告の住民税通知で発覚するケースがあります。副業収入が年20万円を超えると確定申告義務が生じるため、この点は開業前に必ず整理してください。
まとめ:結婚相談所副業開業は「合う人」に絞られるビジネス
結婚相談所の副業開業をひとことで言えば、「高単価だが、時間・資金・精神的タフさをすべて要求するビジネス」です。
向いている人は以下の条件が揃っている人です。
- 初期費用150万円以上を確保できる
- 最初の半年は赤字前提で動ける本業収入がある
- 月15時間以上を副業に充てられる
- 人の相談に乗ることが苦にならない
この4条件が揃っているなら、月15〜25万円の副業収入として十分に現実的です。逆にひとつでも欠ける場合は、別の副業を先に検討することをすすめます。
次にやること:
- まずIBJ公式サイトとBIU公式サイトの資料請求ページで、2026年現在の最新加盟プランを取り寄せる
- 取り寄せた資料で3年間のトータルコストを試算する
- 勤務先の就業規則を確認し、副業可能かどうかを確認する
この3ステップを踏んでから、説明会への参加を判断するのが正しい順序です。