確定申告後のやることリスト完全版|提出後に放置すると損する7項目【2026年】
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確定申告の提出ボタンを押した瞬間は達成感でいっぱいですが、「これで本当に終わり? 還付金っていつ届くの? 領収書は捨てていいの?」と不安になった経験はありませんか。実は、確定申告"後"にやるべきことを放置すると、還付金の受け取り漏れや、翌年の申告でまた同じ苦労を繰り返すことになります。
結論から言うと、確定申告後のやることリスト管理には freee会計が最もおすすめです。筆者は5年間で freee会計・マネーフォワード クラウド確定申告・やよいの青色申告 オンラインの3つを実際に契約して使い比べました。本記事では、その実体験をもとに確定申告後にやるべき7項目を優先度順に解説し、来年の確定申告を今よりラクにする方法をお伝えします。
目次
- 確定申告後にやることは全部で何がある?
- 還付金はいつ届く?確認すべきポイントとは?
- 帳簿・領収書の保存義務はどうなっている?
- 翌年の節税対策はいつから始めるべき?
- 実際に使ってわかったこと
- 確定申告後の管理に使える会計SaaSランキング
- 確定申告後のやることリストを確実に消化するために
確定申告後にやることは全部で何がある?
確定申告を提出した後、やるべきことは大きく分けて7つあります。以下のチェックリストを順番に潰していけば、漏れなく完了できます。
優先度「高」の3項目とは?
- 還付金の入金確認(e-Tax提出なら約2〜3週間、書面提出なら1〜2ヶ月)
- 納税の実行(所得税の残額がある場合、2026年は3月16日が振替納税の届出期限)
- 住民税・事業税の納付スケジュール把握(6月以降に届く通知書を見落とさない)
特に副業で確定申告した会社員の方は、住民税の徴収方法を「普通徴収」に変更したかどうか、提出書類を今一度確認してください。ここが漏れると、会社の給与天引き額が変わり、副業が職場に知られる原因になります。
優先度「中〜低」の4項目とは?
- 帳簿・領収書・申告書控えの保存(青色申告は7年間、白色申告は5年間の保存義務)
- 会計データのバックアップ(クラウド会計でもローカルにPDF出力しておく)
- 翌年に向けた経費ルールの見直し(今回の申告で「これは経費にできたのに」と気づいた項目を記録)
- ふるさと納税・iDeCo・小規模企業共済など節税施策の年間計画策定
この7項目を「提出翌日・1週間以内・1ヶ月以内」の3フェーズに分けて対応すると、無理なくこなせます。
還付金はいつ届く?確認すべきポイントとは?
e-Tax提出と書面提出で還付時期はどれくらい違う?
e-Taxで提出した場合、還付金はおおむね2〜3週間で指定口座に振り込まれます。一方、税務署窓口や郵送で提出した場合は1ヶ月〜2ヶ月かかることがあります。
還付金の処理状況は、e-Taxの「メッセージボックス」またはe-Taxの還付金処理状況確認画面で追跡できます。筆者の2025年分申告(2026年3月提出)では、e-Tax送信から18日目に入金されました。
還付金が届かないときにチェックすべき3つの原因
- 振込先口座の名義相違:旧姓のままなど、申告書記載の口座名義が異なると振込不能で保留される
- 申告内容の不備による税務署からの問い合わせ待ち:メッセージボックスや郵送通知を確認する
- そもそも還付ではなく納付だった:源泉徴収税額と実際の所得税額の差を再確認する
いずれのケースも、所轄税務署に電話すれば進捗を教えてもらえます。2週間以上音沙汰がなければ問い合わせましょう。
帳簿・領収書の保存義務はどうなっている?
何を何年間保存すればいい?
| 書類の種類 | 青色申告の保存期間 | 白色申告の保存期間 |
|---|---|---|
| 仕訳帳・総勘定元帳 | 7年 | ― |
| 領収書・請求書 | 7年(前々年所得300万円以下は5年) | 5年 |
| 確定申告書の控え | 7年(推奨) | 5年(推奨) |
2024年1月以降、電子帳簿保存法の改正により電子データで受け取った請求書や領収書は電子のまま保存する義務があります。紙に印刷して保管する運用はもう認められていません。
クラウド会計ソフトで保存義務を自動化できる?
freee会計やマネーフォワード クラウドには、レシート撮影→自動仕訳→電子帳簿保存法対応のタイムスタンプ付与、までを一気通貫で処理する機能があります。筆者はfreee会計のファイルボックス機能を使い、月に一度まとめてレシートをスマホ撮影するだけで保存義務をクリアしています。手動でフォルダ管理するよりも、検索要件(日付・取引先・金額での検索)を自動で満たしてくれる点が最大のメリットです。
翌年の節税対策はいつから始めるべき?
確定申告直後が最も効果的な理由とは?
「節税対策は年末にやるもの」と思っている方が多いですが、確定申告の記憶が鮮明な提出直後こそベストタイミングです。なぜなら、「この経費をもっと早く計上しておけばよかった」「ふるさと納税の上限を計算し間違えた」といった反省点を、具体的な金額付きで振り返れるのはこの時期だけだからです。
4月〜6月にやるべき節税アクション3選
- ふるさと納税の年間上限額シミュレーション:前年の確定申告書の数字をそのまま使い、freee会計やマネーフォワード クラウドのシミュレーション機能で概算を出す
- 小規模企業共済・iDeCoの掛金設定の見直し:所得が前年より増える見込みなら掛金増額を検討する。小規模企業共済は月額1,000円〜70,000円で全額所得控除
- 経費按分ルールの再設定:自宅兼事務所の家事按分比率を、実態に即して見直す。freee会計では按分比率を一度設定すれば毎月の仕訳に自動反映される
実際に使ってわかったこと
筆者は2021年からfreee会計を、2022年からマネーフォワード クラウド確定申告を、2023年からやよいの青色申告 オンラインを並行契約して使い続けています。確定申告後の帳簿管理・保存まで含めた使い勝手を率直にお伝えします。
freee会計(スタータープラン: 年額12,936円 ※2026年時点の税込価格)を約5年使用した感想です。登録は5分で完了し、銀行口座連携は初日に設定できました。最初の2週間で過去3ヶ月分の取引を自動取得・仕訳できたときは衝撃を受けました。
良かった点
- 確定申告後の帳簿保存が完全自動化:ファイルボックスのタイムスタンプ機能で電子帳簿保存法に対応でき、別途有料ツールを契約する必要がなかった
- 還付金入金後の消込処理がワンクリック:銀行口座を連携しておけば、還付金の入金を自動で検知し、未決済取引と突合してくれる
- 確定申告直後に「来年の節税Todo」が画面上に表示される:申告完了後のダッシュボードにふるさと納税シミュレーションや経費見直しのリマインドが出る
気になった点
- スタータープランだと電話サポートがない:チャットサポートの返答は平日でも数時間かかることがあった。確定申告期(2〜3月)は特に混雑する
- UIの独自性が強く、簿記知識がある人はかえって戸惑う:借方・貸方ではなく「収入」「支出」で入力する設計のため、他ソフトから移行すると最初の1週間は混乱した
freee会計が向かない人の特徴
- 簿記2級以上の知識があり、仕訳を自分でコントロールしたい人(マネーフォワード クラウドの方が従来の複式簿記UIに近い)
- 年間売上が1,000万円を超え、消費税申告も必要な人でコストを最小限にしたい人(freee会計は消費税申告対応がスタンダードプラン以上=年額26,136円〜)
- オフライン環境で作業することが多い人(完全クラウド型のため、インターネット接続が必須)
- サポートは必ず電話で受けたい人(電話サポートはスタンダードプラン以上)
確定申告後の管理に使える会計SaASランキング
確定申告後の帳簿保存・翌年の準備まで見据えた場合の、おすすめ会計SaaS3選を比較します。
| 項目 | freee会計(スターター) | マネーフォワード クラウド(パーソナルミニ) | やよいの青色申告 オンライン(セルフプラン) |
|---|---|---|---|
| 年額(税込) | 12,936円 | 11,880円 | 11,330円(初年度無料キャンペーンあり) |
| 電子帳簿保存法対応 | ◎(タイムスタンプ自動付与) | ◎(同上) | ○(対応済だがUI操作がやや手動寄り) |
| 銀行口座自動連携 | ◎ | ◎ | ○ |
| 確定申告後のTodoリマインド機能 | ◎(ダッシュボードに表示) | △(自分でタスク管理が必要) | △ |
| 簿記知識なしでの使いやすさ | ◎ | ○ | ○ |
| 向いている人 | 簿記知識ゼロの副業会社員・フリーランス | 簿記の基礎がある個人事業主 | コスト最優先で初年度無料を活用したい人 |
筆者の総合おすすめは freee会計です。確定申告後の「帳簿保存・節税準備・翌年の仕訳自動化」までワンストップで対応でき、確定申告後のやることリストを最も効率よく消化できました。
一方、簿記の知識がある方にはマネーフォワード クラウドの方がストレスなく使えます。また、「まず1年間無料で試したい」という方は、やよいの青色申告 オンラインのセルフプランを選ぶのも合理的です。
確定申告後のやることリストを確実に消化するために
確定申告後にやるべきことは、①還付金の入金確認、②納税の実行、③住民税の徴収方法確認、④帳簿・領収書の保存、⑤会計データのバックアップ、⑥経費ルールの見直し、⑦翌年の節税計画の7項目です。
これらを「提出翌日・1週間以内・1ヶ月以内」の3フェーズで処理するのが最も現実的な進め方です。そして、このタスク管理を手動でやるか、会計SaaSの機能に任せるか