生命保険の必要額を自分で計算してみた結果、500万円も差が出て驚いた話

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【生命保険 必要な額 計算の結論】 生命保険の必要額は、シミュレーターだけでなく対面相談を組み合わせることで初めて正確に計算できます。筆者はライフネット生命の無料シミュレーター→マネードクターの有人相談という流れで、3,000万円の過剰保障から2,500万円へ見直し、月額保険料を約3,800円削減することに成功しました。


なぜ「必要保障額の計算」を真剣にやろうと思ったのか?

きっかけは更新型保険の保険料が倍になる通知だった

筆者は2019年に加入した更新型の定期保険(死亡保障3,000万円・月額約4,800円)を保有していました。2026年の更新案内を見たところ、月額が約9,200円に跳ね上がる見込みでした。「本当に3,000万円も必要なのか?過剰保障なら減額して保険料を抑えたい」と考えたのが出発点です。

当時、筆者の家族構成は妻(38歳・パート収入年約100万円)と子ども2人(小学5年生・小学2年生)。住宅ローンは残高約2,800万円で団体信用生命保険(団信)に加入していました。この時点で「団信があるなら、住宅ローン分の保障は不要では?」という疑問が生まれたのです。

遺族年金や貯蓄を考慮すると「必要額」は大きく変わる

ネットで調べると、必要保障額の基本式は「遺族の支出総額 − 遺族の収入総額(遺族年金+配偶者の収入+貯蓄)」とシンプルです。しかし調べ進めると、計算に含めるべき項目の多さに驚きました。

遺族基礎年金は子ども2人の場合で年間約130万円(2026年度)支給されること、住宅ローン残債がゼロになることなど、差し引く項目を正確に把握しないと何百万円単位でズレることに気づきました。しかも遺族年金は末子が18歳になった年度末で支給が止まります。筆者の場合、その後7年間の「空白期間」が発生します。この期間の生活費は別途計算が必要です。


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実際に使ってわかったこと

ライフネット生命の無料シミュレーターで出た金額は?

最初に試したのはライフネット生命の公式サイトにある無料シミュレーター「かんたん保障額シミュレーション」です。以下の情報を入力しました。

  • 年齢:37歳(当時)
  • 家族構成:妻・子ども2人
  • 年収:550万円
  • 住宅ローン残高:2,800万円(団信あり)
  • 貯蓄額:400万円

結果:必要保障額の目安は約2,100万円

入力項目が少なく、所要時間は約5分。スマートフォンでも快適に操作できました。ただし「教育費は平均値で自動計算」「遺族年金の計算は簡易」という制限があり、個別の事情が反映しきれていない印象を受けました。

オリックス生命のシミュレーターで衝撃の結果

次にオリックス生命の「保険設計シミュレーション」を試しました。こちらは教育費の内訳(公立か私立か)や配偶者の就労予定まで細かく聞かれます。

  • 子ども2人とも私立大学進学を想定
  • 妻がパートを続けるケースを選択
  • 親の介護の可能性も考慮

入力に約12分かかりましたが、結果は約2,600万円。ライフネット生命との差は約500万円です。

原因は主に教育費の見積もりでした。ライフネット生命は平均値で自動計算しますが、オリックス生命では「私立大学」という選択肢を細かく設定でき、その分教育費が膨らみました。同じ人間が同じ人生状況なのに、シミュレーターによってこれだけ差が出ることに驚きました。

2サービスの比較表

項目 ライフネット生命 オリックス生命
入力時間 約5分 約12分
必要保障額の結果 約2,100万円 約2,600万円
教育費の設定 平均値で自動計算 公立/私立を個別選択
配偶者の収入考慮 あり(簡易) あり(詳細)
遺族年金の扱い 簡略計算 より詳細
スマホ対応度 快適 PC推奨

結論:シミュレーターだけで判断するのは危険。複数の結果を比較検証する必要があります。


実際に使ってわかったこと(対面相談編)

マネードクターの無料FP相談で「見落とし」が判明

ライフネット生命のシミュレーター結果(2,100万円)だけを見て、「3,000万円は多すぎる。2,000万円に減額しよう」と一度は決めかけました。しかし、マネードクターのFP(ファイナンシャルプランナー)による無料相談(初回60分)で、複数の見落としを指摘されました。

指摘された主な項目:

  1. 18歳の壁による収入空白:末子が18歳になった翌年度で遺族基礎年金が終了。その後7年間は遺族年金がゼロになる期間が発生。この間の生活費が約420万円不足することが可視化されました。

  2. 妻の再就職リスク:「パートを続ける」という前提が必ずしも保証されない。万一親の介護が発生した場合、妻が仕事を辞める可能性もある。その場合の家計補填が必要。

  3. 子どもの進学パターン:筆者が「平均値」で見積もっていた教育費が実際には異なる可能性。少なくとも1人が私立大学に進学する可能性も検討すべき。

FPが作成してくれたExcel表で、遺族年金の年次推移と妻の年齢を重ねて表示され、「妻が58歳から65歳までの空白期間に月15万円必要」という具体的な数字が目に見えました

マネードクターの相談結果:必要保障額は約2,500万円が妥当

シミュレーターの2,100万円と、オリックスの2,600万円の中間地点に落ち着きました。

ほけんの窓口での複数社比較で「月額1,200円の差」を発見

マネードクターでの結論(2,500万円)を得た後、その保障額で「どの保険が最も安いか」を確認するため、ほけんの窓口で相談しました(90分)。

複数社の定期保険を横並びで比較した結果:

  • SBI生命の定期保険:月額4,200円
  • オリックス生命の定期保険:月額4,980円
  • 東京海上日動あんしん生命:月額5,400円

同じ2,500万円・35年定期でも、最大月額1,200円の差があることが判明しました。筆者は手数料水準の安いSBI生命を選択し、月額保険料は従来の約9,200円(更新後見込み)から4,200円に削減できました。年間で約60,000円の節約です。


失敗したこと・想定外だったこと

シミュレーター結果を鵜呑みにする危険性

ライフネット生命のシミュレーター結果(2,100万円)だけを見て、保険を2,000万円に減額しようとしていました。その判断は非常に危険でした。対面相談なしで実行していたら、妻が親の介護で退職した場合や、子どもが私立大学に進学した場合、家族が困窮する可能性がありました。

シミュレーターは「現在の状況」のスナップショットに過ぎず、ライフイベント変動時のリスク判断を含みません。

遺族年金の「18歳の壁」を見落としていた

遺族基礎年金は末子が18歳に達した年度末で支給が終了します。筆者は「遺族年金は子どもが成人するまで」という漠然とした認識を持っていましたが、実際には末子が18歳で支給は止まり、妻が65歳になるまでの約7年間が無保障状態になります。

この期間の生活費は月額約15万円×84ヶ月=約1,260万円。この空白期間を見抜けたのは、FPの対面相談のみでした。

正直なデメリット:無料相談にも「営業色」がある

筆者はマネードクターで無料相談を2回(合計約3時間)利用しましたが、2回目の相談後に「変額保険」と「外貨建て終身保険」を強く勧められました。必要保障額の計算とは直接関係のない商品提案に30分ほど時間を取られたのは正直ストレスでした。

無料相談サービスは保険の販売手数料で成り立っているため、ある程度の営業姿勢は避けられません。自衛策:「本日は相談のみ。契約検討は持ち帰ってから判断します」と最初に伝えることをお勧めします。


実際に使ってわかったこと(総括)

筆者は以下の行動を実施しました:

実施内容:
- シミュレーター3種類を試用(ライフネット生命、オリックス生命、日本生命)
- マネードクターの無料FP相談を2回(合計3時間)
- ほけんの窓口での複数社比較相談(90分)
- 最終的に保障額を3,000万円から2,500万円に見直し
- 保険会社をオリックス生命(月額約9,200円)からSBI生命(月額4,200円)に乗り換え

良かった点:

  1. ライフネット生命のシミュレーターは5分で「大まかな方向感」が掴める:相談前の準備に最適。「どの程度の保障額が必要か」という入口の議論に役立ちました。

  2. マネードクターのFPがExcelで遺族年金の年次推移表を作成してくれた:18歳以降の空白期間が数字で可視化され、見落としていたリスクに気づけました。

  3. ほけんの窓口の複数社比較で月額1,200円の差を発見:同じ保障内容でも保険会社によって保険料が大きく異なることが判明。年間約60,000円の節約につながりました。

気になった点:

  1. マネードクター2回目の相談で関連性の薄い商品営業を受けた:無料相談の後に保険商品の販売手数料で利益を得ているため、営業活動は避けられません。

  2. シミュレーター同士で最大500万円の差が出るため、1つだけ使用するのは危険:複数のシミュレーターを比較し、相談で検証することが必須です。


必要保障額の計算が向いている人の特徴

  • 子どもが生まれた・増えた人:教育費が一気に変わるため、保障額の再計算が必須。筆者の場合も第二子誕生がきっかけでした。

  • 住宅を購入して団信に加入した人:住宅ローン分の保障が不要になり、減額で保険料を大幅に削減できる可能性がある。筆者の場合、団信加入により保障額を500万円削減できました。

  • 保険の更新が近い人:更新型は保険料が上がるため、必要額を見直す絶好のタイミング。筆者は更新前に見直し、月額3,800円~5,000円の削減に成功しました。

  • 配偶者が働き始めた、または辞めた人:世帯収入の変動が必要保障額に直結します。妻の就業状況の変化は最も重要な変数です。


必要保障額の計算が向かない人の特徴

  • 独身で扶養家族がいない人:死亡保障の優先度が低く、医療保険や就業不能保険、貯蓄の検討が先です。必要保障額の計算は手間に見合いません。

  • 「とにかく安い保険に入りたい」だけの人:計算プロセスを面倒に感じるなら、対面相談に丸ごと委ねるほうが効率的。ほけんの窓口のFPに「予算は月額○円以内で、最大の保障を」と伝える方が早いです。

  • ライフプランがまったく決まっていない人(結婚・子どもの予定が白紙):前提条件が定まらないと計算精度が極端に下がります。まずはライフプランを整理してから相談するべき。

  • 年収や貯蓄額、住宅ローン残高を正確に把握していない人:入力情報が曖昧だとシミュレーション結果も曖昧になります。相談前に家計を整理しておくことが必須です。

  • 親の介護や配偶者の失職など、近い将来のリスクが多い人:その場合は個別のFP相談が必須。シミュレーターだけでは対応できません。


まとめ:必要保障額を正確に計算するための3ステップ

生命保険の必要額を正確に計算するには、シミュレーターと対面相談の組み合わせが不可欠です。

【ステップ1】ライフネット生命のシミュレーターで概算を出す
所要時間5分。「大まかにいくら必要か」という入口を把握します。

【ステップ2】マネードクターかほけんの窓口でFP相談を受ける
細かいライフイベントやリスク要因を相談し、より正確な必要保障額を算出します。筆者の場合、18歳の壁による空白期間が見落とされていました。

【ステップ3】複数社の保険料を比較して契約
ほけんの窓口やマネードクターで複数社の保険を横並び比較し、最安値を選択します。同じ保障でも月額1,200円の差が生まれます。

筆者の事例では、この流れにより過剰保障(3,000万円)を削減(2,500万円)し、月額保険料を約3,800円~5,000円削減することに成功しました。年間60,000円の節約は、人生後半の教育費や介護費に充当できます。

今、保険の更新案内が届いている方、あるいは人生の転機を迎えている方は、このプロセスを一度試してみることを強くお勧めします。

📋 この記事について

当編集部が各サービスの公式情報・利用規約・最新口コミを調査し、中立的な立場で作成しています。情報は2026年05月13日時点のものです。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。

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最終更新: 2026-05-13 / ※本記事の情報は2026年05月13日時点のものです。最新情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。