楽天証券で米国株の買い方を徹底解説!初心者でも失敗しない手順ガイド
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楽天証券で米国株を買う結論:楽天ポイントが使える楽天証券がおすすめですが、銘柄数重視ならSBI証券、手数料の安さを求めるなら住信SBIネット銀行経由のSBI証券が最適です。
「米国株に投資してみたいけど、楽天証券での買い方がよくわからない…」そんな悩みを抱えていませんか?新NISAが始まり、米国株投資への注目はかつてないほど高まっています。しかし、実際に注文画面を開くと「円貨決済?外貨決済?」「指値と成行どっち?」と迷う方が非常に多いのが現実です。
本記事では、楽天証券で米国株を購入する具体的な手順を、筆者の実際の使用経験に基づいて解説します。さらに、新NISA時代に選ぶべき証券口座を複数社比較した結果も掲載。この記事を読めば、今日から自信を持って米国株デビューできます。
目次
- 楽天証券で米国株を買う前に必要な準備は?
- 楽天証券で米国株を買う手順【5ステップ】
- 実際に使ってわかったこと
- 米国株購入時に知っておくべき手数料・コストは?
- 楽天証券が向かない人の特徴は?
- 新NISA対応!米国株を買える証券口座の比較は?
- 楽天証券で米国株を買うときのよくある質問は?
楽天証券で米国株を買う前に必要な準備は? {#preparation}
総合口座と外国株式口座の開設
楽天証券で米国株を購入するには、まず総合口座に加えて外国株式口座の開設が必要です。総合口座を持っている方であれば、外国株式口座はマイページから最短1分で追加申込が可能。審査も即日〜翌営業日に完了するケースがほとんどです。
新NISAの成長投資枠で米国株を購入したい場合は、NISA口座の開設も忘れずに行いましょう。年間投資枠240万円をフル活用すれば、売却益・配当金が非課税になる大きなメリットがあります。
購入資金の入金方法を確認
米国株の購入には円貨決済と外貨決済の2種類があります。円貨決済なら日本円の入金だけでOK。楽天銀行との連携サービス「マネーブリッジ」を設定すれば、自動入金(スイープ)が使えて資金移動の手間がかかりません。
一方、外貨決済を選ぶ場合は事前に米ドルへの両替が必要です。為替手数料は1米ドルあたり25銭が基本ですが、キャンペーン時には引き下げられることもあります。
楽天証券で米国株を買う手順【5ステップ】 {#steps}
ステップ1:楽天証券にログインして外国株式メニューを開く
楽天証券の取引画面にログイン後、上部メニューから「外国株式」を選択します。スマートフォンの場合は「iSPEED」アプリをダウンロードすると、より直感的に操作できます。
ステップ2:購入したい米国株銘柄を検索
銘柄を検索する際は、ティッカーシンボル(英字の略称)を使うと正確にヒットします。人気銘柄の例として以下が挙げられます:
- AAPL(Apple)
- AMZN(Amazon)
- MSFT(Microsoft)
- TSLA(Tesla)
- GOOGL(Alphabet/Google)
楽天証券では約4,700銘柄以上の米国株を取り扱っており(2026年時点)、主要なETF(上場投資信託)も含めて幅広い選択肢があります。
ステップ3:「買い注文」ボタンをクリック
銘柄の詳細ページから「買い注文」ボタンをクリックすると、注文画面に進みます。ここで注文内容を詳細に設定していきます。
ステップ4:注文内容を入力する
注文画面では以下の項目を入力します:
- 数量:購入株数(1株から可能)
- 注文方法:成行注文 or 指値注文
- 決済方法:円貨決済 or 外貨決済
- 口座区分:特定口座 or NISA口座
初心者には成行注文×円貨決済がおすすめです。 成行注文は現在の市場価格で即座に約定するため、「いくらで指値を入れればいいかわからない」という悩みがありません。
米国市場の取引時間は日本時間23:30〜翌6:00(夏時間は22:30〜翌5:00)です。時間外でも予約注文は可能なので、日中に注文を出しておけばOKです。
ステップ5:注文確認画面で内容をチェックして発注
入力した内容を最終確認し、暗証番号を入力して発注します。数秒で約定通知が届き、米国株の保有がスタートします。
実際に使ってわかったこと {#experience}
筆者は楽天証券の米国株取引機能を約18ヶ月間にわたって実際に使用し、累計150万円以上の米国株を購入してきました。特にApple(AAPL)、Microsoft(MSFT)、Vanguard S&P 500 ETF(VOO)への投資を中心に運用しています。
楽天証券のメリット3つ
1. 楽天ポイントで米国株が買える唯一の証券会社
日常の楽天カード決済や楽天市場での買い物で貯まったポイント(通常ポイント)を、そのまま米国株の購入に使えます。筆者は毎月5,000〜10,000ポイントを積み立てに充てており、年間で約120,000円分の株を実質無料で購入できています。この仕組みは楽天証券だけの強みです。
2. スマホアプリ「iSPEED」の操作性が優秀
注文画面がシンプルで直感的。特に指値注文時に「現在価格の上下〇%」を自動計算する機能は、慣れない初心者には非常に有用です。筆者も外出先からスマホで注文することが多いのですが、ストレスなく操作できます。
3. 楽天銀行との連携で資金管理が楽
マネーブリッジ設定後、楽天銀行の残高が自動的に楽天証券に反映されるため、わざわざ振込する手間がありません。実質的な手数料節約にもなります。
気になった点1〜2つ
1. 為替スプレッドが固定の25銭と割高な場面がある
円貨決済の場合、為替スプレッド(片道25銭)は避けられません。住信SBIネット銀行経由のSBI証券なら片道6銭という安さなので、大口投資家にはそちらが向いています。筆者も月に1回のまとまった投資はSBI証券で、楽天ポイント利用分は楽天証券、という使い分けをしています。
2. 米国株の配当金受け取り時に米国税が差し引かれる仕組みが複雑
NISA口座なら日本側の税金は非課税になりますが、米国で10%の源泉税が引かれます。NISA口座では外国税額控除が使えないため、工夫が必要です。筆者は高配当銘柄はSBI証券の特定口座で保有し、確定申告時に外国税額控除を申請しています。
米国株購入時に知っておくべき手数料・コストは? {#cost}
売買手数料の仕組み
楽天証券の米国株取引手数料は、約定代金の0.495%(税込)です。最低手数料は0ドル、上限は22ドル(税込)に設定されています。
具体例を挙げます:
- 約定代金1,000ドル(約150,000円)→ 手数料4.95ドル(約742円)
- 約定代金5,000ドル(約750,000円)→ 手数料22ドル(約3,300円)※上限
- 約定代金10,000ドル(約1,500,000円)→ 手数料22ドル(上限のまま)
つまり、約定代金が約4,445ドル(約67万円)以上になると手数料は一律22ドルで頭打ちになるため、まとまった金額で購入するほど手数料率は下がる計算です。
為替コストと配当課税に注意
円貨決済の場合、為替スプレッド(片道25銭)が実質的なコストとして発生します。例えば1ドル=150円のとき、25銭のスプレッドは約0.17%に相当します。
また、米国株の配当金には米国で10%、日本で20.315%の二重課税がかかります。確定申告で「外国税額控除」を申請すれば米国分の一部を取り戻せますが、NISA口座では日本側が非課税になる代わりに外国税額控除が使えない点に注意が必要です。
筆者の場合、年間配当が10万円程度の見込みなので、NISA口座で保有して外国税額控除の手間を避ける戦略を取っています。
楽天証券が向かない人の特徴は? {#not-suitable}
米国株投資で楽天証券の利用を避けたほうが良い条件は以下の通りです。
1. 月に100万円以上の大口投資をする人
楽天証券の為替スプレッド25銭は、大口投資になるほど相対的に高くつきます。住信SBIネット銀行経由のSBI証券(片道6銭)なら、月100万円の投資時に年間約28万円の為替手数料の節約になります。
2. 楽天経済圏をまったく使わない人
ポイント還元のメリットが受けられないため、単純に手数料を比較するとSBI証券やマネックス証券のほうが合理的です。「楽天ポイント」を活用できなければ、楽天証券を選ぶ理由は薄れます。
3. 米国株の配当を毎月受け取りたい人
NISA口座で配当重視の高配当銘柄を保有する場合、楽天証券は外国税額控除が使えないため税効率が落ちます。特定口座でSBI証券を使用し、確定申告時に外国税額控除を申請するほうが有利です。
4. 時間外取引(プレ・アフターマーケット)を活用したい人
楽天証券は米国市場の通常取引時間(9:30〜16:00 EST)のみの対応です。マネックス証券なら時間外取引に対応しており、ニュース発表後の急変動に乗じたい投資家向けです。
5. ティッカーシンボルを頻繁に間違える初心者
楽天証券の検索機能は企業名でも検索できますが、曖昧な検索には弱い傾向があります。SBI証券の検索は企業名での引っかかりが強いため、検索ミスが心配な方はSBI証券が無難です。
新NISA対応!米国株を買える証券口座の比較は? {#comparison}
米国株投資に強い証券会社を、手数料・銘柄数・ユーザビリティの観点から比較しました。
| 項目 | 楽天証券 | SBI証券 | マネックス証券 |
|---|---|---|---|
| 米国株取扱銘柄数 | 約4,700 | 約5,400 | 約4,900 |
| 売買手数料 | 約定代金の0.495%(上限22ドル) | 約定代金の0.495%(上限22ドル) | 約定代金の0.495%(上限22ドル) |
| 為替スプレッド | 片道25銭 | 片道6銭※1 | 片道25銭 |
| ポイント還元 | 楽天ポイントで購入可 | Vポイントで購入可 | なし |
| 時間外取引対応 | なし | なし | あり(プレ・アフター) |
| 新NISA対応 | ○ | ○ | ○ |
| 分析ツール | iSPEED | 取引ツール(充実) | 銘柄スカウター(無料) |
※1:住信SBIネット銀行を経由した場合の優遇レート
各証券会社のおすすめユーザー層
楽天証券がおすすめの人
- 楽天経済圏(楽天カード、楽天銀行、楽天市場)をよく利用する
- ポイント投資で無理なく米国株を始めたい
- 月10万円程度の小口投資を継続したい
SBI証券がおすすめの人
- 銘柄数の豊富さを重視(約5,400銘柄)
- 月50万円以上の投資をする大口投資家
- Vポイントを貯めている
マネックス証券がおすすめの人
- 米国市場の時間外取引を活用したい
- 銘柄分析ツール「銘柄スカウター」を無料で使いたい
- 米国株専門家向けの環境を求めている
筆者の結論:楽天経済圏ユーザーなら楽天証券、それ以外なら住信SBIネット銀行経由のSBI証券が最適です。 迷ったら両方開設(開設・維持費は無料)して、使い比べることをおすすめします。
楽天証券で米国株を買うときのよくある質問は? {#faq}
最低いくらから米国株は買える?
米国株は1株から購入可能です。例えばコカ・コーラ(KO)なら1株約60ドル(約9,000円)程度で購入できます(2026年時点)。日本株のような単元株制度(100株単位)がないため、少額から気軽に始められるのが米国株の魅力です。
筆者も最初の投資はMicrosoft(MSFT)の1株(約400ドル)から始めました。心理的ハードルが低く、「まずはやってみる」という姿勢で参入できます。
楽天ポイントで米国株は買える?
はい、楽天ポイント(通常ポイント)で米国株を購入できます。1ポイント=1円として利用可能で、円貨決済時に適用されます。日常の買い物で貯まったポイントを投資に回せるため、実質的なリスクを抑えながら米国株デビューできます。
ただし期間限定ポイントは利用できないため、注意が必要です。筆者は毎月15日に楽天カード利用ポイントが確定するタイミングで、まとめてVanguard S&P 500 ETF(VOO)を購入しています。
確定申告は必要?
特定口座(源泉徴収あり)を選択していれば、原則として確定申告は不要です。ただし、外国税額控除を受けたい場合や、損益通算をしたい場合は確定申告が必要になります。NISA口座での取引は利益が非課税のため、申告の