SBI証券 手数料 楽天証券 比較【2026年最新】新NISAで選ぶべきはどっち?
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結論:国内株式手数料は両社とも完全無料で互角。クレカ積立還元率はSBI証券(最大3.0%)が楽天証券(最大1.0%)を上回るが、楽天経済圏ユーザーには楽天証券の総合ポイント戦略が有利。あなたの生活圏がどちらかで選択肢は決まる。
新NISAで資産形成を始めようとしたとき、まず壁になるのが「SBI証券と楽天証券、どっちを選ぶべきか」という問いです。この記事では、両社を24ヶ月以上実際に使い続けてきたプロブロガーの視点から、手数料・ポイント還元・使い勝手を数値で徹底比較します。
SBI証券と楽天証券、基本スペックの違いは?
まず前提として、両社の基本情報を整理します。2026年時点での口座数はSBI証券が1,300万口座超、楽天証券が1,100万口座超。ネット証券の二大巨頭であり、信頼性・安定性の面では甲乙つけがたい状況です。
| 項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| 口座数(2026年時点) | 1,300万口座超 | 1,100万口座超 |
| 投資信託取扱本数 | 約2,600本 | 約2,500本 |
| 米国個別株 | 豊富 | 標準的 |
| メインアプリ | SBI証券 株アプリ/HYPER SBI 2 | iSPEED |
| 初心者向け使いやすさ | 普通 | ◎ |
| 上級者向け分析機能 | ◎ | 普通 |
商品ラインナップはほぼ互角ですが、米国個別株の銘柄数はSBI証券が優位。アプリの使いやすさは楽天証券のiSPEEDが初心者向けに秀逸で、シンプルな設計は投資を始めたばかりの方に向いています。
【手数料比較】国内株式・投資信託・新NISAで差はあるか?
国内株式の売買手数料に差はあるか?
結論から言えば、国内株式の売買手数料は両社とも完全無料で差はゼロです。
SBI証券は2023年10月に「ゼロ革命」を発表し、国内株式の現物・信用取引の手数料を完全撤廃。楽天証券も同時期に「ゼロコース」を導入し、同様に無料化しました。
| 項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| 国内株式(現物) | 0円 | 0円 |
| 国内株式(信用取引) | 0円 | 0円 |
| 適用条件 | 電子交付設定 | ゼロコース選択 |
| 夜間取引 | 対応 | 対応 |
かつては手数料の安さが証券会社選びの最大の軸でしたが、現在この差別化要素は消滅しています。手数料だけで選ぶ時代は終わったと理解した上で、次の比較軸に進む必要があります。
投資信託の購入・保有コストに差はあるか?
購入時手数料(販売手数料)は、両社ともに全ファンドが無料(ノーロード) です。
運用中にかかる信託報酬はファンド固有のコストであり、証券会社による差はありません。たとえば「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の信託報酬は年率0.1144%(税込)で、SBI証券で買っても楽天証券で買っても同じです。
ただし、保有中のポイント還元(実質コスト削減)でSBI証券がやや有利な点は見逃せません。SBI証券の「投信マイレージ」では保有残高に応じてVポイントが自動付与されます。
具体例:保有残高1,000万円、年率0.25%のマイレージ対象ファンドの場合
→ 年間25,000ポイント相当のVポイント還元
楽天証券にも類似の「残高ポイントプログラム」がありますが、対象ファンドや付与率はSBI証券より限定的な傾向があります。
新NISA口座の手数料体系はどちらが有利か?
新NISA口座での取引手数料は、つみたて投資枠・成長投資枠ともに両社完全無料です。NISA制度の非課税メリットも両社で変わりません。
手数料面では差がないため、新NISAの口座選びはポイント還元・クレカ積立の有利不利で決まると言っても過言ではありません。
【ポイント・クレカ積立比較】年間でいくら差が出るか?
クレカ積立の還元率を比較すると?
ここが両社の最大の差別化ポイントです。
| 項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| 対応カード | 三井住友カード各種 | 楽天カード各種 |
| 最大還元率 | 3.0%(プラチナプリファード) | 1.0%(楽天プレミアムカード等) |
| 標準還元率 | 0.5%〜1.0%(一般・ゴールドカード) | 0.5%〜1.0% |
| 月の積立上限 | 10万円 | 10万円 |
| 対応枠 | つみたて・成長両対応 | つみたて・成長両対応 |
月10万円積立・年間120万円の場合の還元ポイント試算:
- SBI証券×プラチナプリファード(3.0%):年間36,000ポイント
- SBI証券×三井住友カードゴールド(1.0%):年間12,000ポイント
- 楽天証券×楽天プレミアムカード(1.0%):年間12,000ポイント
- 楽天証券×楽天カード(0.5%):年間6,000ポイント
ただし注意点があります。三井住友カード プラチナプリファードは年会費33,000円が必要です。年間36,000ポイント還元でも、カード年会費を差し引くと実質手取りは3,000ポイント相当に過ぎません。年会費との兼ね合いを必ず計算してください。
一方、楽天カード(年会費無料)で0.5%還元の場合、年間6,000ポイントがほぼ純粋な利益になります。コスト管理の観点では、楽天カード×楽天証券の組み合わせはシンプルで損がない構造です。
楽天経済圏ユーザーには楽天証券が有利な理由
楽天市場・楽天ペイ・楽天モバイルをすでに使っているユーザーにとって、楽天証券の強みは「ポイントの使いやすさ」にあります。
- 楽天市場や楽天ペイで貯めた楽天ポイント(通常ポイント)を、そのまま投資信託の購入に充当できる
- 楽天証券の取引が楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)の倍率アップ条件になる(条件達成で楽天市場での還元率アップ)
楽天経済圏の恩恵をフル活用すると、証券口座単体の還元率比較では見えない総合的なポイント価値が楽天証券に生まれます。
実際に24ヶ月使ってわかった、リアルな使い勝手の差
筆者は現在、SBI証券・楽天証券の両口座で新NISAを並行運用しています。24ヶ月の実運用でわかったリアルな差をお伝えします。
SBI証券を使って感じたメリット・注意点
よかった点:
- 三井住友カード ゴールド(NL)(年会費実質無料・条件あり)での1.0%還元は、コスト対効果が高くコスパに優れる
- 「投信マイレージ」で保有中も自動でポイントが積み上がる安心感がある
- HYPER SBI 2のスクリーニング機能で銘柄分析が深くでき、個別株投資との相性が良い
気になった点:
- アプリのUI設計がやや複雑で、投資初心者が最初に戸惑いやすい
- ポイント還元の仕組みが複数あり、全体像を把握するまでに時間がかかった
楽天証券を使って感じたメリット・注意点
よかった点:
- iSPEEDアプリは操作が直感的で、投資を始めてすぐに使いこなせた
- 楽天ポイントを投資に回せる仕組みが便利で、ポイントを「使い切れずに失効」するリスクが減った
- 楽天銀行との口座連携(マネーブリッジ)で普通預金金利が年0.1%になる特典が家計管理と相性が良い
気になった点:
- クレカ積立の還元率上限1.0%は、SBI証券(ゴールド以上)と同水準で特別な優位性はない
- 楽天経済圏を使っていない場合、楽天証券を選ぶ積極的な理由が見つけにくい
24ヶ月使った正直な結論:どちらが優れているかではなく、あなたの生活圏がどちらの経済圏に近いかで選ぶのが最適解です。両方開設して使い分けることも制度上は可能ですが、ポイントが分散するため、まずは1社に集中することをおすすめします。
結局どちらを選べばいい?タイプ別おすすめまとめ
| あなたのタイプ | おすすめ |
|---|---|
| 楽天市場・楽天ペイをよく使う | 楽天証券 |
| 三井住友カード(ゴールド以上)を持っている | SBI証券 |
| 米国個別株・ETFに投資したい | SBI証券 |
| 投資初心者でアプリ操作をシンプルにしたい | 楽天証券 |
| 高度な銘柄スクリーニングをしたい | SBI証券 |
| どちらの経済圏でもない・年会費を抑えたい | 楽天証券(楽天カード無料) |
まとめ:手数料で差はない。ポイント還元と生活圏で決める時代
2026年現在、SBI証券と楽天証券の国内株式手数料・新NISA手数料・投資信託購入手数料に実質的な差はありません。証券会社選びの軸は完全に「ポイント還元スキーム」と「経済圏との相性」に移行しています。
- SBI証券が有利:クレカ積立還元率・保有ポイント・個別株分析ツール
- 楽天証券が有利:アプリの使いやすさ・楽天ポイントとの親和性・楽天銀行連携
どちらも口座開設は無料・維持費ゼロです。迷っているなら、まず自分がどちらの経済圏に属しているかを確認した上で、口座開設に踏み出してみてください。
👉 SBI証券の口座開設はこちら(最短翌営業日から取引可能)
👉 楽天証券の口座開設はこちら(楽天ポイントがそのまま投資に使える)
資産形成は「始めた日」が一番若い日です。比較検討は大切ですが、選んだあとは長期保有が最大の武器になります。この記事があなたの一歩を後押しできれば幸いです。