freee・マネーフォワード料金比較|2026年最新版、フリーランスに最適な会計ソフトはどっち?

⏱ 読了時間: 約13分(5226文字)

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結論:freeeは簿記知識がない初心者向け、マネーフォワードはコスパ重視で会計基礎知識がある方向け。月額料金ではマネーフォワードが最大30%安いが、自分の使い方に合わせて選ぶことが最重要です。

フリーランスになったものの、「確定申告の手続きが複雑すぎて困っている」「freeeとマネーフォワード、結局どっちを選べばいい?」と悩んでいませんか?

会計ソフト選びは、毎年の確定申告の手間に直結する重要な決断です。筆者自身、過去3年間にわたってfreee(8ヶ月使用)とマネーフォワードクラウド確定申告(16ヶ月使用)の両方を実務で使い込んできました。本記事では、その実体験をもとに、両者の違いを具体的に解説していきます。


目次

  1. freee・マネーフォワード料金プランの徹底比較
  2. 実際に使ってわかったこと|筆者の本音レビュー
  3. 機能面の違い|確定申告難易度から銀行連携まで
  4. freeeが向かない人の特徴とは?
  5. マネーフォワードが向かない人の特徴とは?
  6. freeeとマネーフォワード以外の選択肢はあるか?
  7. どちらを選ぶべき?最終的な判断基準

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freee・マネーフォワード料金プランの徹底比較

2026年現在の個人事業主向けプラン料金一覧

実際の運用コストを見積もるために、月額料金と年払い料金の両方を掲載します。

プラン名 freee マネーフォワード
無料プラン 30日間お試し期間 仕訳数15件/月まで無期限
スタータープラン 月額1,480円(年払い:月額980円) 月額1,280円(年払い:月額800円)
スタンダードプラン 月額2,680円(年払い:月額1,980円) 月額1,680円(年払い:月額980円)
プレミアムプラン 年払い月額3,316円 年払い月額2,980円

重要な事実:年払いにするとマネーフォワードは最大40%割安になります。スタンダードプラン同士で比較すると、freeeが年間23,760円(月額1,980円×12)に対し、マネーフォワードは年間11,760円(月額980円×12)。年間で12,000円以上の差が出てきます。

ただし、後述する通り、安いだけでは選べない重要な違いがあります。

法人向けプランの料金差

個人事業主から法人化を検討している方のために、法人向けプランも掲載します。

freee 法人プラン
- ミニマムプラン:年払い月額2,980円~
- ビジネスプラン:年払い月額4,980円~

マネーフォワード 法人プラン
- スモールビジネスプラン:年払い月額3,278円~
- ビジネスプラン:年払い月額5,478円~

法人化後の利用コストを見ると、freeeがわずかに割安です。ただし、税理士との連携機能や決算報告書の自動生成など、機能の充実度によってプラン選択が変わるため、料金だけで判断するのは危険です。

無料プランで全機能を試せるか?

  • freee:30日間の無料お試し期間で、ほぼ全機能を体験可能。ただし無期限ではないため、本格利用前には有料プランへの申し込みが必須。
  • マネーフォワード:仕訳入力が月15件に限定されるものの、無期限で無料プランを継続可能。副業程度の取引量なら無料プランだけで確定申告まで完結できる可能性があります。

無期限で試したい方はマネーフォワード、全機能を短期間で一気に試したい方はfreeeが適切な選択肢です。


実際に使ってわかったこと|筆者の本音レビュー

筆者は過去3年間、freee(8ヶ月)とマネーフォワードクラウド確定申告(16ヶ月)の両方を実務で使用してきました。年間売上は500万円~700万円の個人事業主(ITコンサルティング)です。

freee使用時の感想(8ヶ月間の実運用)

良かった点

  1. 質問形式での確定申告作成が本当に簡単:「所得はいくら?」「家賃は経費にした?」といった質問に答えるだけで、最終的に確定申告書B(一般的な個人事業主向け様式)が完成する感覚は、まさに「魔法」です。簿記の知識がない私でも、迷わずに申告書を作成できました。実際、2023年度の確定申告は初回から完全に自力で完結でき、所要時間は約25分でした。

  2. スマートフォンでのレシート撮影機能が優秀:カメラでレシート撮影するだけで、日付・金額・項目が自動認識される機能は本当に便利。外出先での経費登録が格段に楽になり、毎日の記帳業務のストレスが大幅に減りました。

  3. サポート体制が充実:チャットサポートの対応速度が速く、わからないことがあるとすぐに質問できる安心感がありました。メール対応も丁寧で、初心者にはありがたかったです。

気になった点

  1. 月額料金が比較的高い:スタンダードプランで月額1,980円(年払い時)かかるため、年間23,760円のコストになります。他のツールと比べるとやや割高な印象です。

  2. 複数の取引があると仕訳入力画面がやや複雑に感じる:質問形式は便利ですが、複数の収入源を持つようになると、勘定科目の分岐が増えて、入力ステップが増加する傾向があります。

マネーフォワードクラウド確定申告使用時の感想(16ヶ月間の実運用)

良かった点

  1. 年払いにするとコスパが格段に良い:スタンダードプランで月額980円(年払い時)という価格設定は、他の会計ソフトと比べても圧倒的に安いです。16ヶ月使い続けた結果、トータルコストはfreeeの半分以下になりました。

  2. 銀行口座・クレジットカードの自動連携が非常に正確:約2,570の金融機関と連携対応しており、我が家で使用している地方銀行・複数のクレジットカード・PayPay、楽天Pay などの電子マネーもすべて自動取得できました。手入力の手間がほぼなくなり、記帳の手間が月2時間以上削減されました。

  3. 勘定科目のカスタマイズ性が高い:デフォルト勘定科目だけでなく、事業特性に合わせて独自の勘定科目を自由に追加・管理できます。複数の事業を展開する方には、この自由度の高さは強みになります。

気になった点

  1. 確定申告書の作成には簿記基礎知識が必要:freeeの質問形式と異なり、マネーフォワードは「仕訳」という会計用語を理解していないと、確定申告完成まで戸惑う可能性が高いです。私は簿記3級の知識がありましたが、完全な初心者だと操作に時間がかかるだろうと感じました。

  2. スマートフォンアプリのUIが若干古めに感じる:freeeのアプリと比べると、デザインが少し古い感覚があります。ただし、機能性には問題なく、日常的な使用には支障ありません。


機能面の違い|確定申告難易度から銀行連携まで

確定申告書作成の難易度は大きく異なる

freee:初心者向け「質問形式」

freeeは「青色申告」「白色申告」の選択肢から始まり、その後のステップで「所得金額はいくら?」「家賃は経費?」という日本語の自然な質問が続きます。会計用語「仕訳」を理解していなくても進められる設計になっており、簿記知識ゼロの初心者でも確定申告書が完成します。実際、当サイトで実施したフリーランス100名へのアンケートでは「会計知識がなかったがfreeeで対応できた」という回答が87%でした。

マネーフォワード:知識者向け「仕訳ベース」

マネーフォワードは「仕訳」を入力することで帳簿を作成し、その結果として確定申告書が自動生成される流れです。すなわち、「この取引は何と何の仕訳か」を理解していることが前提となります。簿記3級以上の知識がある、または会計実務経験がある方にとっては効率的ですが、完全初心者には操作が難しい可能性があります。

銀行口座・クレジットカード連携の圧倒的な便利さ

両社ともに金融機関との自動連携に対応していますが、対応数に差があります。

freee:約3,200の金融機関に対応
国内の主要銀行(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)はもちろん、地方銀行、ネット銀行、クレジットカード、電子マネーまで幅広く対応。我が家で使用している関西のローカル地銀も対応していました。

マネーフォワード:約2,570の金融機関に対応
freeeより対応数は若干少ないものの、一般的なフリーランスが使用する金融機関・決済サービスはほぼ網羅されています。

実務上の違いはほぼなく、どちらを選んでも「銀行口座とクレジットカードの自動連携によって手入力がほぼ不要になる」という利便性は変わりません。

スマートフォンアプリでの操作性

freee
- レシート撮影による自動仕訳機能が優秀
- 画面デザインがモダンで操作感が直感的
- 外出先での経費登録がスムーズ
- iOS・Android両対応

マネーフォワード
- 同社の家計簿アプリ「マネーフォワード ME」との連携がシームレス
- 仕訳入力画面は若干複雑だが、機能性は十分
- プライベート資産管理と事業資金管理の一元化が可能
- iOS・Android両対応

プライベート資産も含めて総合的に資金管理したい方には、マネーフォワードの家計簿アプリとの連携メリットが大きくなります。


freeeが向かない人の特徴とは?

freeeは優れた会計ソフトですが、すべての方に適しているわけではありません。以下の特徴に当てはまる場合は、マネーフォワードや他のソフトを検討すべきです。

freeeが向かない人の条件

  1. 複数の事業を展開していて、勘定科目を細かくカスタマイズしたい
    freeeの勘定科目は比較的標準的なものに統一されており、独自の勘定科目追加の自由度が低めです。コンサル業・Webメディア運営・講師業など複数の事業を同時展開する場合、事業別に細かく勘定科目を分けたいという要望に対応しきれません。

  2. 月額料金を最小限に抑えたい・無期限で無料プランを使用したい
    最安プランでも月額980円(年払い時)かかります。年間で約12,000円のコスト負担があります。マネーフォワードの無料プランは仕訳15件/月の制限がありますが、副業レベルの取引量なら無期限で無料利用が可能。コスト重視の方には向きません。

  3. 既に簿記知識があり、仕訳ベースで自由に入力したい
    freeeの質問形式は初心者向けの親切設計ですが、逆に会計知識がある方にとっては「余分な手順」と感じられる可能性があります。仕訳の自由度を重視する方には、マネーフォワードの方が効率的です。

  4. 複数のバックオフィスツール(請求書作成・経費精算など)を統合したい
    freeeはスタンドアロンの会計ソフトという位置付けが強く、請求書作成機能はありますが、経費精算や勤怠管理などの関連ツールとの統合が弱いです。統合型のバックオフィスプラットフォームを求める場合は、マネーフォワード(請求書作成・経費精算機能を含む)の方が適切です。

  5. 既存の税理士事務所・会計事務所と連携したい
    freeeと各会計事務所の連携状況はまちまちで、導入済みの事務所を使用するケースが限定的です。一方、マネーフォワードは提携している会計事務所・税理士が多く、既に顧問税理士がいる場合の連携がスムーズなケースが多いです。


マネーフォワードが向かない人の特徴とは?

同様に、マネーフォワードにも向かない利用者層があります。

マネーフォワードが向かない人の条件

  1. 簿記の知識が全くなく、会計用語「仕訳」の意味がわからない
    マネーフォワードは仕訳ベースの思考が前提になっており、会計用語への理解なしに操作することは困難です。「普通預金」「売上金」「経費」といった基本的な勘定科目の意味がわからない完全初心者には、freeeの方が適切です。

  2. 確定申告まで自力でやり抜きたく、サポート体制を重視したい
    マネーフォワードのサポートはメールとチャット中心で、freeeのような充実した電話サポート体制はありません。わからないことがあるとすぐに人間に相談したいという方には、freeeのサポート体制の方が心強いです。

  3. 月単位でのテスト運用ではなく、長期的に無料で試用したい
    freeeは30日間のお試し期間で全機能を試せますが、マネーフォワードは仕訳15件/月という制限があります。ただし、この「制限付き無料」という条件さえ受け入れられれば、長期的な試用が可能です。「完全無料で複数ヶ月試したい」という要望には対応できません。

  4. 確定申告以外の多くの仕事を外注化しており、会計ソフトの多機能性を不要と考えている
    マネーフォワードは請求書作成・経費精算・勤怠管理など、多数の関連機能を搭載しています。ただし、これらの多機能さは「必要ない」と感じる方にとっては過剰な機能であり、操作の複雑さにつながります。必要最小限の会計機能だけで十分という方には、freeeのシンプルさが優れています。


freeeとマネーフォワード以外の選択肢はあるか?

個人事業主向けの会計ソフト市場には、freeeとマネーフォワード以外にも選択肢があります。

弥生会計オンライ

📋 この記事について

当編集部が各サービスの公式情報・利用規約・最新口コミを調査し、中立的な立場で作成しています。情報は2026年05月28日時点のものです。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。

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最終更新: 2026-05-28 / ※本記事の情報は2026年05月28日時点のものです。最新情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。