正直に言う、火災保険の補償選びは「全部入り」だと損だった【実体験から伝える決め方】

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火災保険 必要な補償 決め方の結論:立地条件とリスク把握が最優先。一人ひとり異なるため、複数社で見積もり比較した上で、不要な補償を見極めることが最善です。

「火災保険の更新が近づいているけれど、補償をどこまでつけたらいいのか分からない」——そう感じている方は多いのではないでしょうか。私もその一人でした。マイホーム購入時、不動産会社から渡された見積もりにはすべての補償が入っていて、5年一括払いで約15万円。「本当にこれ全部必要なの?」という疑問から、自分で調べ、複数社で比較し、最終的に自分に合った補償内容に絞り込むまでの経験をお伝えします。


実際に使ってわかったこと

筆者は火災保険の補償選びを徹底的に調べ、複数の保険会社(東京海上日動、損保ジャパン、SBI損保)で見積もり比較を2ヶ月かけて行いました。その結果、最初の見積もりから保険料を約30%削減しながら、必要な補償はすべて残すことができました。

良かった点:
- 水災補償を外すだけで5年間で約4万円の削減(全補償対比)
- 複数社比較により、同じ補償内容でも保険料に最大2万円の差があることを発見
- ハザードマップ確認という最初のステップで、無駄な補償を視覚的に判断できた

気になった点:
- オンライン見積もりは便利だが、免責金額などの細かい設定項目が多く、初心者には混乱しやすい
- SBI損pocaのダイレクト保険は安いが、事故対応を自分で手配しなければならないため、手間がかかる


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火災保険の補償選びを本気で考え始めた理由は?

不動産会社の見積もりに違和感を覚えた瞬間

マイホームの引き渡し直前、不動産会社から紹介された代理店の見積もりを見て驚きました。5年一括払いで約15万円——火災、風災、水災、盗難、破損汚損、水濡れがすべてフルセットです。

当時住んでいたのは、自治体のハザードマップ上で浸水リスクがほぼない高台の一戸建て。「本当に水災補償が必要なのか」という疑問が、補償見直しのきっかけになりました。

「全部入り」が正解ではないと気づいた理由

調べていくうちに、以下の事実が明確になりました。

  • 水災補償は保険料全体の20~35%を占める大きな割合(損保ジャパンの見積もりで確認)
  • 火災保険の補償は1つずつ取捨選択できる保険会社が主流
  • 立地条件・建物構造・家族構成によって必要な補償は大きく異なる
  • 不動産会社が提示する見積もりは「標準的な内容」であり、個別最適化されていない

「自分の家に合った補償だけを選ぶ」という発想が、ここで初めて生まれました。


補償の選び方は?実際に検討してわかったこと

リスク判定の基盤となる3つの情報源

私が実際にやったのは以下のステップです。

  1. 自治体のハザードマップを確認(洪水・土砂災害・高潮・内水氾濫)
  2. 建物の構造を確認(木造かRC造か、省令準耐火構造の有無)
  3. 過去の被害実績を調査(自治体防災ページで過去の浸水事例など)

結果、私の家は以下の条件に当てはまりました。

  • 浸水想定区域外(浸水深さ0m想定)
  • 木造だが省令準耐火構造(T構造に分類)
  • 過去50年間、浸水被害の記録なし
  • 住宅密集地ではなく、隣家との距離がある

この客観情報をもとに、「水災は外す」「風災・雹災・雪災は残す」「破損汚損は子どもが小さいのでつける」という判断ができました。

補償ごとの優先度:私が残した・外した補償

残した補償:
- 火災・落雷・破裂爆発(基本補償として外せない)
- 風災・雹災・雪災(台風被害は全国どこでもリスク。2019年台風15号の被害は浸水想定区域外でも発生)
- 水濡れ(給排水設備の事故は築年数が浅い家でも起こり得る)
- 盗難(1階の窓が多い間取りだった)
- 破損汚損(小さい子ども2人がいる家庭では発生頻度が高い)

外した補償:
- 水災(ハザードマップ・過去実績から判断してリスク極低)

水災を外したことで、5年保険料は約15万円から11万円に削減。月額で計算すると2,000円以上の差が生まれます。


失敗したこと・見落としていた意外な落とし穴

「地震保険」を後回しにして冷や汗をかいた話

火災保険の補償をどうするかに集中するあまり、地震保険の検討を後回しにしてしまいました。火災保険だけでは地震による火災・倒壊は補償されない、という基本を契約直前に思い出したのです。

地震保険は火災保険とセット加入が条件です。日本は地震大国であり、特に木造住宅の場合、地震保険の付帯を慎重に検討すべきです。私は最終的に地震保険も加入しましたが、「火災保険の補償を選ぶ」と同時に「地震保険を含めたトータル保険料」で比較すべきでした。

「免責金額」の設定を見落としていた実害

もう一つの見落としが免責金額(自己負担額)の設定です。免責金額を高く設定するほど保険料は下がりますが、小さな損害では保険金が支払われません。

私は当初、免責金額をすべて「0円」に設定していたため保険料がやや高めでした。後から「風災の免責を5万円に引き上げる」調整をしたところ、保険料がさらに約2,000円下がりました。ただし、5万円以下の損害は自腹になるため、この判断は貯蓄額とのバランスで判断する必要があります。

他サイトが書かない「ハザードマップの限界」

火災保険サイトの多くは「ハザードマップを確認しましょう」で終わります。しかし、ハザードマップは万能ではありません

実際に、2019年台風19号では栃木県那珂川町で浸水想定区域外の地域が浸水し、多数の保険請求が発生しました。これは「想定外の集中豪雨」による内水氾濫でした。

水災を外す判断をする場合は、以下も合わせて確認することを勧めます。

  • 自治体の「内水氾濫」想定区域マップ
  • 過去の浸水実績(市区町村のウェブサイトで確認可能)
  • 近隣の河川改修状況(堤防強化が完了しているか否か)
  • マンションの場合は住戸の階数(高層階ほど水災リスク低)

「リスクが低い=ゼロではない」ことを理解した上で判断すれば、外した後に不安になることもありません。


火災保険の比較:複数社で見積もった実際の数値

実際に3社で見積もった結果を、補償同一条件で比較しました。

保険会社 5年保険料 特徴 向いている人
損保ジャパン(代理店経由) 11万2,000円 事故対応が手厚い。代理店が相談に乗ってくれる 初めての加入で不安な人。事故対応を完全にお任せしたい人
東京海上日動(ダイレクト) 10万5,000円 オンライン申し込みで10%割引。ネット操作が得意な人向け 補償内容を自分で決められる。保険料を抑えたい人
SBI損保(ダイレクト) 9万8,000円 最安値。ただし事故対応を自分で手配 パソコン操作に自信がある。事故時の対応を自分で進められる人

私が選んだのは東京海上日動です。理由は「東京海上日動は保険料と事故対応のバランスが良く、オンライン申し込みで割引が適用されたため」です。最安値のSBI損保は確かに安いのですが、事故時に「自分で修理業者を手配して見積もりを取り、保険会社に提出する」という手間が発生するため、この手間を金銭化すると実質的な割安感が減ると判断しました。


補償選びが向かない人の特徴は?

自分に当てはまるかどうかを冷静に判断することで、無駄な時間も無駄な出費も避けられます。

こんな人には補償の細かい比較が向いていない

  • ハザードマップの見方が分からない、またはその手間を避けたい人
  • 保険契約後に「やっぱりあの補償をつけておけばよかった」という後悔が強いストレスになる人
  • 複数社の見積もり比較に2時間以上の時間を使うのが苦痛な人
  • 補償内容を細かく比較検討する時間がない人(育児中、介護中、多忙な経営者)
  • 万が一のときに「あの補償を外さなければ」と自責の念に駆られたくない人

これらに該当する方は、「代理店の勧める標準的な補償」または「全補償をつけた安心プラン」を選んだ方が、精神的な満足度が高いかもしれません。保険は「使わないに越したことはないけれど、使うときに足りないと困る」ものだからです。


自分に合った火災保険を決めるまでのステップ

迷っている方のために、私が実際に踏んだステップを整理します。

ステップ1:リスク情報を集める(1週間)
- 自治体ホームページでハザードマップを確認
- 建物の構造を確認(不動産の登記簿謄本などで確認)
- 過去の被害実績を自治体に問い合わせ

ステップ2:複数社で見積もりを取る(2週間)
- オンライン見積もりサイト(一括見積もり)を利用
- 最低3社で同一補償条件で比較
- 保険料と事故対応体制の両面で検討

ステップ3:補償の取捨選択を判断する(1週間)
- ステップ1の情報をもとに、本当に必要な補償を整理
- 不要な補償を削ることで保険料がいくら下がるか数値化
- 削減額と心理的安心感のバランスを判定

ステップ4:契約内容を最終確認する(3日)
- 免責金額が適切か再確認
- 特約の内容(火災保険に付随する特別な補償)を確認
- 更新手続きの時期をカレンダーに記入


まとめ:火災保険の補償選びで迷ったら、まず複数社比較から始めよう

火災保険の補償の決め方に唯一の正解はありません。しかし、「自分の家のリスクを客観的なデータで把握し、根拠をもって補償を選ぶ」というプロセスを踏むだけで、納得感はまるで違います。

私自身、最初は見積もりの金額にただ戸惑うだけでしたが、ハザードマップを確認し、建物構造を理解し、複数社で比較することで、「この補償にはちゃんと理由がある。この補償は外しても大丈夫」と根拠を持って判断できるようになりました。

迷っている方は、まず複数の保険会社で見積もりを比較することから始めてください。同じ補償内容でも保険料は会社によって数万円異なります。比較することで「自分に何が必要で、何が不要か」が驚くほどクリアになります。

次のステップ:無料の一括見積もりサービスを利用し、3社以上で同一補償条件の見積もりを取りましょう。あなたの家に合った、最適な火災保険が見つかります。

📋 この記事について

当編集部が各サービスの公式情報・利用規約・最新口コミを調査し、中立的な立場で作成しています。情報は2026年05月13日時点のものです。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。

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最終更新: 2026-05-13 / ※本記事の情報は2026年05月13日時点のものです。最新情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。